足をセルフ脱毛している画像

VIO脱毛をセルフで行うやり方【前後ケアの方法】

お手入れをする方が増えてきたデリケートゾーン。聞こえてくるのは【セルフVIO脱毛のやり方がわからず失敗した】という悩みの声です。この記事では他部位に比べ、デリケートな部分のセルフで行う脱毛手順や方法、注意点を男女別にご紹介します。

近年、VIO脱毛をする方は急激に増えてきています。VIOのお手入れは清潔感や快適さが増すため「一度お手入れしたらもう戻れない!」という方も多いです。

そんなVIO脱毛の、家庭用脱毛器を使用しセルフで行う方法や人気のデザイン、脱毛前後のケア、注意点について詳しく解説していきます。

目次

VIO脱毛のやり方【セルフで出来る!】

Woman having laser epilation, hair removal on bikini zone

VIO脱毛セルフでの手順

脱毛器を使う前にシェーバー

VIO脱毛をする前に、まずは長く伸びた毛を短くしておく必要があります。長い毛がある状態では脱毛器を使用することができません。肌に優しいハサミや電気シェーバーを使用して1〜2㎜の長さにしておきましょう。お肌を傷つけてしまう可能性があるので、カミソリを使用する際は最深の注意が必要です。特に古いカミソリは切れ味が落ち、皮膚を一緒に引っ張って炎症を起こす場合があるので注意。

脱毛器の前にパッチテスト

脱毛器を使う前には必ずパッチテストをする必要があります。VIOは特にデリケートな部分です。パッチテストはお手入れ後の肌トラブルを防ぐためにとても重要です。セルフ脱毛の場合、自分でするから大丈夫だろうと考える方もいますが、それは大きな間違いです。自分で行うからこそトラブルを防ぐために、二の腕の内側や太ももの内側など皮膚の薄い箇所を使って照射を行ってみましょう。

脱毛器の前にホクロシール

脱毛器は黒い色素に反応します。お手入れする部分にホクロやしみ、痣など、黒い部分がある場合は痛みや肌トラブルの原因となってしまうので、照射できません。その部分のみを避けて照射するのは難しく、効果にムラができてしまう可能性があるので、白いシールなどを使用してホクロやしみなどをカバーすると、安心して連続照射などがスムーズになり、結果的に短い時間で脱毛できるのでおすすめです。

脱毛器の前にVIOを保冷剤で冷却

VIOは脱毛する他の部位に比べて、とても痛みを感じやすいデリケートな部分です。また、他の皮膚に比べて色素沈着がある方も多いので痛みを感じやすくなります。痛みや施術後の肌トラブルを防ぐためには、施術部分を冷却することがとても大切です。保冷剤を使って、施術前にしっかりと施術部位を冷やしてから照射しましょう。また、照射後も鎮静のためにしっかり冷却するのがおすすめです。

脱毛器でVIOを照射する

Woman having laser epilation, hair removal on bikini zone

施術部位の準備が整ったら、いよいよ脱毛器を照射していきます。まずは一番照射しやすいVラインに照射します。続いて、Iライン、Oラインを行いましょう。Iライン、Oラインの施術は難しいので、体制を変えたり、鏡を活用するなどして、照射したい箇所にしっかり当たるように気をつけながら照射していきましょう。その他、ムダ毛が気になる箇所があれば同様に照射します。

VIOを保湿する

照射後に肌のほてりを感じる場合は、照射前と同様にしっかりと冷却しましょう。ほてりや熱がおさまったらしっかりと保湿します。脱毛後のお肌は敏感で肌トラブルを起こしやすい状態です。保湿をすることで肌トラブルのリスクを下げることができるので、ローションやクリームを使用してしっかりと保湿しましょう。

VIO脱毛のセルフでの剃り方注意点

VIOの一番初めは全剃り・全照射

VIO脱毛の際、どの程度自己処理をしておけばよいのかわからないという方が多いのではないでしょうか。初めてVIO脱毛をする場合、一番初めは全体を剃毛し、全体に照射することがおすすめです。最初に全体に照射することで毛量をボリュームダウンさせることができます。また、初めてのVIO脱毛の場合、毛の長さがある場合が多いので、長い状態では形を整えるのが難しいので、一度全部剃毛し照射してから、2回目以降で形をキレイに整えるのがおすすめです。

Vラインの剃り方と照射【セルフでの注意点】

VラインはVIOの他の部位に比べると皮膚は丈夫ですが、それでもかなりデリケートな部分です。毛が長いままだと照射前に剃毛する際ひっかかってしまう可能性があるので、Vラインの剃毛を行う前には必ず、長い毛をハサミやヒートカッターを使って2センチ以下の長さにカット。
カットした後に電気シェーバーを使用して丁寧に剃毛します。Vラインの皮膚はとてもデリケートなので、カミソリや毛抜き、除毛クリームの使用はおすすめできません。そして照射をする際は必ず低いレベルからスタートし、痛みや熱さの感じ方に合わせて調節しましょう。また、脱毛後は乾燥しやすいため、しっかりと保湿しましょう。

Iラインの剃り方と照射【セルフでの注意点】

Iラインの自己処理の流れはVラインとほぼ同じです。しかし、Iラインは直接見えにくい部分も多く、粘膜にも近い部分なのでVラインに比べ慎重に行い、脱毛の際には鏡をみながら行うのがおすすめです。
鏡の前で足を広げて座る体制が一番見やすく安全に行えます。剃り方についてはVラインと同じくハサミやヒートカッターを使い2センチ程度にカットし、電気シェーバーでシェービング。粘膜に近いため、充分注意しながらVラインと同じく低いレベルから照射し、細かい部位はVIO用のアタッチメントやVIOに適した脱毛器がおすすめです。

Oラインの剃り方と照射【セルフでの注意点】

Oラインは完全に見えない箇所にあるため、セルフVIO脱毛の中で最も難しい箇所です。照射だけでなく、剃毛に関してもとてもやりづらいので慎重に行いましょう。手順に関してはVライン、Iラインと同様。お手入れの際は鏡を床に置き、鏡の上にまたがるような体勢でしゃがんで行います。長い毛はハサミやヒートカッターを使用して2センチ程度にカット。その際、毛先を持って毛を伸ばした状態でカットするとやりやすいです。その後、電気シェーバーで丁寧にシェービングして照射しましょう。照射の際もVライン、Iラインと同様に低いレベルで、施術部位に照射面がしっかり密着してから照射するように気をつけましょう。

女性のVIO脱毛のデザイン

VIO脱毛をする際、悩むのがデザインです。完全にツルツルにはしたくないという方は、どのような形にするか決める必要があります。IラインOラインはほとんどの方がツルツルにするのが一般的です。Vラインで最も人気なのは自然な形のナチュラルです。また、ナチュラルをより三角形に近づけたトライアングルも人気なので、迷ったらこの2つを選ぶと良いでしょう。他にも、縦長の円形のデザインのオーバルや四角形のスクエア、縦長の長方形のIラインなどがあります。

メンズVIO脱毛でのセルフケアのやり方

メンズVIO脱毛セルフでの手順

メンズのVIOセルフ脱毛の手順は基本的には女性の手順と変わりません。ただし、男性と女性では施術部位の形状が異なるので、Vラインなどは特に注意が必要です。セルフVIO脱毛の男性特有の注意点をしっかり把握した上でお手入れしましょう。

メンズVIO脱毛のセルフでの剃り方注意点

男性のVIO剃り方と照射【セルフでの注意点】

VIO脱毛を行う前の準備として、事前に毛を剃毛しておく必要があります。長く伸びた毛を短くカットする際ハサミやヒートカッターを使用しますが、VIOはとてもデリケートな部分なので、毛が長かったり毛量が多い場合はヒートカッターで少しずつ丁寧に行うのをおすすめします。
電気シェーバーでのシェービングも、皮膚を傷つけることのないよう丁寧に行いましょう。照射の際は必ずVIO専用のモードを使用し。一番低いレベルで照射します。色素沈着も多い部分ですので、セルフ脱毛をする場合は細心の注意を払う必要があります。

睾丸(金玉)の脱毛はセルフではなく、サロンが安心

セルフVIO脱毛の際、睾丸部分の脱毛をしたいという方もいると思います。しかし、睾丸の照射については睾丸を傷つけずしっかりと照射するためにテクニックが必要なので、セルフ脱毛はおすすめできません。睾丸まで完全に脱毛をしたいという方は脱毛サロンでお手入れすることをおすすめします。

男性のVIO脱毛のデザイン

男性のVIOデザインで最もポピュラーなのはナチュラルです。自然な形で毛を残したいけど、形を整えて清潔感を出したい方におすすめです。ナチュラルの次に自然な形の逆台形は、毛の範囲を小さくしたナチュラルな形。その他には、女性と同じく逆三角形や、スクエア、変わったもので逆半ドーナツ型などの種類があります。
また、快適さや清潔感、将来のことを考えて全ての毛を無くしてしまうハイジニーナにする方も少しずつ増えてきています。

脱毛を行った男性へのメリット・デメリットのアンケートも参考にしてみてね。
男性は何のために脱毛サロンに通う?

VIOセルフ脱毛の前準備での注意点

デリケートゾーン・黒ずみの対応

デリケートゾーンは黒ずみがある方がとても多く、光脱毛では注意が必要です。セルフVIO脱毛をする場合は必ずスキンチェックで脱毛器が使用できるかどうかを確認し、照射レベルを低く設定した状態で始めましょう。また、黒ずみが少ない方が安心してVIO脱毛が行えるので、デリケートゾーンの黒ずみケアとして美白クリームなどを合わせて試してみるのもおすすめです。

脱毛器で粘膜に照射しないこと

セルフVIO脱毛はデリケートな部分に照射するので、細心の注意が必要です。特に、性器の周りはとてもデリケートです。粘膜には絶対に照射しないようにしましょう。粘膜に照射面が当たってしまいそうで不安な場合は、白いショーツなどで隠した状態でお手入れするのがおすすめです。自分でのお手入れが難しい場合は無理をせず、サロンでプロに任せましょう。

脱毛前に保冷剤を準備

VIO脱毛は通常の脱毛を行う他の部位に比べるとかなり痛みを感じやすい箇所です。痛みを緩和するためには施術部位を保冷剤などでしっかりと冷やすことがおすすめです。照射前だけでなく照射後にも施術部位を冷やすことで、痛みの緩和や炎症、黒ずみの予防となります。お手入れを始める前に保冷剤はきちんと準備しておきましょう。

脱毛器の使いすぎに注意

光脱毛は基本的に毛周期に合わせてお手入れを行うものです。部位によって異なりますが、VIOの場合は基本的に1〜2ヶ月の間隔でお手入れを行うのが理想的です。頻繁に照射すれば早く効果が出そうな気がしますがそれは間違いです。効果は変わらない上に、肌ダメージの原因となりますので必ず正しい間隔を守ってお手入れしましょう。正しい期間で正しくお手入れすることが一番の近道となります。

VIOセルフ脱毛後のケアについて

セルフ脱毛後はクリームで保湿

セルフVIO脱毛では事前準備や照射ももちろん大切ですが、脱毛後のケアが最も大事だと言っても過言ではありません。肌トラブルを起こさずにセルフ脱毛を完了させるには、照射後の保湿をしっかり行うことが大切です。お肌の保護も兼ねて沈静効果の高いクリームを使ってしっかり保湿しましょう。

セルフ脱毛後のお風呂について

脱毛後はなるべくお肌を鎮静させたいので、脱毛後の入浴はおすすめできません。シャワーなどであまり身体を温めすぎないようにしましょう。また、脱毛後のお肌はとてもデリケートです。擦らずに優しく洗い、入浴後にも再度保湿をするのがおすすめです。

セルフ脱毛後のカミソリ使用について

脱毛後のお肌はダメージを受けてとてもデリケートな状態です。なるべく刺激になることは避けましょう。特に、カミソリはお肌を傷つけてしまうリスクが大きいので絶対に使用しないようにしましょう。

VIOセルフ脱毛のまとめ

セルフVIO脱毛についてその方法や注意点、女性と男性でのお手入れ方法の違いをご紹介しました。セルフVIO脱毛は他の部位に比べて注意が必要な点も多く、お手入れ方法も難しいため、初めは戸惑うことがあるかもしれません。

しかし、回数を重ねるうちにコツを掴んでやりやすくなります。家庭用脱毛器の使用頻度をチェックし、脱毛前後のケアをしっかり行い結果実感しましょう。

よかったらシェアしてね!
目次